山口県へ、赤と青と白と黒の絶景の旅 2日目前編
2日目は本格的な観光スポット回り。まずは瑠璃光寺へ。
黒い五重の塔。そして、今回の山口旅行のキーワード「黒」をクリアー。
この五重塔は、応永の乱で命を落とした大内義弘の菩提を弔うために、弟の盛見が建立を計画し、41年の歳月をかけて完成したといわれ、日本三名塔の一つに数えられているそう。他の二塔は京都・醍醐寺五重塔、奈良・法隆寺五重塔。
屋根の端が上へと伸び上がり、とても優雅です。
宮大工の仕事の素晴らしさ。
少し歩くと瑠璃光寺。
曹洞宗の寺院で、山号は保寧山、本尊は薬師如来。
手水鉢は、中央の「口」の部分が水溜めになっていて、「我唯足知(われ ただ たるをしる)」と刻まれてます。
現実に感謝し、不平不満を言わず、より前進を違う言葉なのだそう。
巨大なしゃもじがありました。佛様は我が身をすり減らしてもお救いくださるということ置いてあるそうです。
閻魔大王様。
後生車。一回回すたびに罪過が浄化されるとか。閻魔大王様に極楽浄土へ導いてもらうようにお願いしました。
書いて頂いた御朱印には「慈光」と墨書きされていました。仏教では、諸々の仏の身から輝く大きな愛の光をさすとのことです。じーんと心に沁みます。ありがとうこざいます。
次に向かうは秋芳洞。
秋吉台の地下100~200m下にある鍾乳洞で、日本三大鍾乳洞の一つでもあり、また日本最大級の鍾乳洞です。鍾乳洞というのは、石灰岩の中に形成された洞窟。
鍾乳洞の中から流れてくる澄んだ川の水の色がコバルトブルーで美しいこと。心洗われます。秋芳洞内は年間を通じて約17℃だそうです。
ここから、1キロ歩いて内部を観光します。
圧巻の百枚皿。長い年月をかけて出来上がった自然の造形物。
天井から針のように鐘乳石が垂れ下がる傘づくし。す、すごい。神秘的な空間。
ちなみにコウモリも住んでいて、糞が服に着くとこれまた取れなくなるそうです。クワバラクワバラ。
15万年という気の遠くなるような時間をかけて出来た黄金柱。高さは15メートル。
巌窟王。ネーミングがナイス(笑)なぜこの形になるのか、本当に不思議。
約1時間程かけて、自然に作られた造形を存分に味わうことが出来ました。
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