出張の時間は本を読むのにちょうど良い
札幌へ日帰り出張してきました。
雪にも当たらず、よかった。先週ならアウトでした。汽車に揺られて片道2時間半の時間は
、文庫本を読んだり、寝たり(笑)
今回のお供は、村上春樹さんの「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
しょっぱなは主人公が自殺の淵に留まっているという内容。ふむふむと読んで行くうちにグイグイ引き込まれていく自分がいました。
グループという完全なループ。そこを崩すことなく保ち、そして、いつかそのループが外れて行く感覚。私も何度も味わったことがある。そんな事を振り返りながら夢中になって、居眠りもせずに往復の時間で読了。
今年読んだ本の中で一番よかった。
村上春樹さんの引き込む力はすごい。
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